編入体験記(3) -前期中間試験後から試験直前まで-
続きです.
- 6月
ひとまず中間試験が終わりました.無事に卒業できる程度には点が取れました.
それと6月は忙しかったです.中間試験の1週間後に専攻科の入試が控えていましたので,とりあえず中間試験から専攻科入試までは数学の復習をしていました.
そして,いよいよ専攻科入試を迎えました.
うちの専攻科の場合,数学と英語(TOEIC)だけだったので気楽に試験を受けられました.試験内容はそこまで難しくなく,手応え的には受かるぐらいはできたかなって感じでした(試験終了1時間後ぐらいに解答が張り出されて確認しましたが,8割ぐらいあってました).
結果ですが,無事合格いただきました.
という感じで滑り止めが無事決まりましたので,阪大の対策を再開しました.
★数学
試験週間あたりから過去問を解き始めました.が,難しすぎて泣きそうになりました,というか泣きました(´ノω;`)
噂に聞いてたりだとか,問題集に取り上げられていた問題だとかから難しいのはわかっていましたが,正直ここまでだとは思わなかったです...
とりあえず,手元にある10年分ぐらいは解いてみました.解きやすかった年は8〜9割ぐらい,解けなかった年は5割できてたらいい方でした.ですが,回数を重ねるうちにアプローチの仕方というか,阪大の数学の解きかたみたいなのが次第にわかってきた気がしました(解けるようになったとは言っていない).
最後に仕上げみたいな感じで,
C問題だけやりました.もっと早く初めてれば,って後悔しました.いい問題集です.
★英語
ひとまず過去問を解きましたが,全然できませんでした.解いた感じ,語彙力の圧倒的不足を感じて心が折れました・⌒ ヾ(*´ー`) ポイ
でも何かしらしておこうということで,
これを英語の勉強時間に読み始めました.これ,めっちゃよかったです.ただ単語を覚えるのではなく長文を読みながら覚えるので,自分には合っていました.
2周ぐらい読みました.
★物理
これも過去問がメインでした.力学は直近5年分ぐらいはまあまあできた(歳差運動は勉強しなかったので無理でしたが),電磁気は勉強した範囲はできた感じです.
ですが,追い込みとして,力学は物理科の先生が作成された過去問集を出そうな範囲だけやりました.電磁気は,「電磁波とか磁気モーメントとか勉強しなかった範囲がでたら諦めよう」と妥協しまして,授業プリントの復習をしました.
こんな感じで試験を迎えるつもりでしたが,基礎工を受ける友達から「熱力は穴やで,めっちゃ簡単」と聞いて熱力も勉強し始めました... もっと早くに気づいてればよかったです.
この熱力の範囲だけやりました.1周してから,過去問をひたすら解きました.そしたら力学と電磁気よりも全然できました.が,付け焼き刃な感じだったので保険程度なつもりでした.
★専門
フーリエ解析の勉強量が少なくて不安になったので,
このフーリエ解析の範囲と,徹底演習のフーリエ解析の範囲をやりました.
また,複素関数の勉強について,中間試験直後から教科書を使って留数定理まで自習しました.これも付け焼き刃な感じだったので保険にしました.
これら以外はひたすら過去問を解きました.編入した先輩の方から15年分ぐらいの過去問をいただいたのでずっと解いていました.案の定,はちゃめちゃに難しかったです.専門も簡単な年と難しい年があって,難しい年の問題を数学科の先生にみていただいたところ,「これは阪大の内部生でも解ける人少ないんじゃない?笑」と言われまして,「専門は運やな〜」みたいな感じで諦めてました.
6月はこんな感じです.過去問をしだした頃から,阪大に壁を感じてしまってやる気が徐々になくなってきました.「つらー...」とか思いながらも無理やり手を動かして何かしらの勉強はしていました.
- 7月
試験まで残り10日ぐらいになりました.
★数学
過去問のとき直し等をしていました.
★英語
速単を読み続けました.ちょくちょく構文とかの復習とかもしていたと思います.
★物理
6月の続きです.
★専門
過去問ですね.
7月に入って今までの疲労がどっと出てきました.勉強時間中にも居眠りが何度もあり,基本的に眠い中目をこすりながら勉強してました.なので頭が最低限しか動かなくなってきて,喋る元気もなくなってきました笑
次は体験記最後です.